Blenderの操作覚えたらさっさと模写すべき

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こんにちは。

ゲームのようなきれいな3Dモデルを作ってみたい、VR空間で自分のキャラを動かしたいなどの目的でBlenderをはじめた方、素晴らしい挑戦だと思います。

Blender初心者が最初にやることとしては、youtubeなどの動画をみてハンズオン形式(真似をする)でのモデリングでしょう。

最初にチュートリアルに合わせて同時に操作することにより、ある程度使い方は覚えることができます。

そこまでは良し。

しかし次に模写に移ったら手が止まりがちになり、やらなくなってしまう。
ここで成長が止まってしまっている人も多いはず。

せっかく始めたのにもったいないですね。あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか。
ほんとは自分の作品を作るまでやりたいのに…

このチュートリアルから模写へ移るときの壁、何とか乗り越えたいですよね。

そこで今回はチュートリアルから模写へ移るときの罠と、その対策についてご紹介いたします。

3Dモデリングの模写をするときの注意点を心に刻んで、挫折しないように頑張りましょう。

目次

なぜチュートリアルから抜け出せいないのか?

チュートリアル通りにモデリングすると、初心者でもそれなりのモデルを作成することができます。

真似しただけとはいえ、美しいモデルが自分の手で出来上がるのはうれしいものです。

しかしもうできるだろうと、モデルの模写に挑戦しようとすると、途中で手を止めてしまう人が大半です。

それには様々な理由があります。

  • 途中でどの操作が最適か分からなくなる
  • 作っているうちに理想と離れていく
  • 頭を使うのできが散りやすい

私が模写をする上で障害となった理由は主に上記の3つになります。

逆に言えばこれらを練習で克服していかないと、次のステップには進めないということです。

動画の言う通りにモデルを作成するチュートリアルであれば、この形状を作るためにはこの操作をすれば良いと教えてくれて、その通りに実行するだけです。

しかし実際にガイドがない状態でモデリングを始めると、「この形状はどの操作だ?」となり、操作は知っているけど何を使えば良いのか頭から引き出すことができません。

操作ができることと、それを自由に利用できることは全く異なりチュートリアルをしているだけでは、身に付かない技術となります。

モデルを模写していても、形状が崩れていってしまうことも初心者にはよくあります。

実は形状が崩れることなんて、慣れた人がやってもよくあることですが初心者だと、崩れた時点でモチベーションが落ち、途中でやめてしまいます。

初心者がいきなり綺麗なモデルをかけるわけがないので、汚いモデルでも味ある一つの作品として受け入れていくことに、慣れていかなければなりません。

イラストでも同じですね。理想と違うものが出来て当たり前の心構えが必要です。

模写はチュートリアルを真似ることに比べて、頭を使う必要がることも模写を避けてしまう一つの要因です。

先ほどの通り、何の操作を実施するのか常に考える必要がありますし、変な形状がないか観察しながら進めなければなりません。

当然頭を使うことになるので、少しでも詰まってしまうと隣にあるスマホをいじり出してしまうのです。

以上のように、模写は乗り越えなければならない壁が存在しますが、今後オリジナル作品を作るためには、避けては通ることができません。

簡単なモノを作ってみる

ではどのように、ガイドなしで模写を完成させる壁を乗り越えれば良いのか?

答えは、とにかく簡単なものを大量に作ることです。

いきなり好きなキャラのアバターとか作らないでください。あなたには絶対に無理です。

本当に簡単なもので大丈夫です。

それこそ、スイカとかお皿とかはしでも練習になります。

ガイド無しでモデルを作成する「恐れ」をまずは克服しましょう。

簡単なものが数個作れさえすれば、次に難しいモデルに挑戦したときに操作が適当でモデルが崩れていても気にならなくなります。

まずは1から作るモデルは形状が崩れるものだということを理解してください。

そもそも簡単なもでるだけでも作れるだけですごいことなので、そこは誇っても良いと思います。

私はCAD設計を10年以上していて、機械モデリングはお手の物ですが、例えばきゅうりをモデリングしろと言われても、Blenderを学ぶまでは手も足も出なかったでしょう。

でもBlenderを一週間学んだあなたは作ることができますよね?

CADとはいえモデリング10年やってきた私を簡単にに超えることができるのです。

こういった簡単なモデルを大量に生産

作りたいものから、技術を調べるの繰り返し

新しいものを勉強するときは、実践してダメなところを調べて学んで適用していくの繰り返しです。

俗に言う、PDCAサイクルを回すことです。

なんか意識高い人がいいそうな言葉だと思いますが、普段から自然とやっていることです。

例えばゲームで強敵に挑んで、負けたらレベルを上げたり装備を見直して再度挑戦します。

これもPDCAを回しています。

ゲームは勉強に比べて簡単なので、簡単に挑戦しPDCAを回すことができます。
しかし3Dモデリングなどは覚えることが多くて、どうしても挑戦までたどり着かずに知識吸収に偏重視がちです。

しかし知識吸収だけでは歩みを一歩も進めていない状態なので、先ほども言った通りさっさと簡単なモデルを1個作って歩みを進めましょう。

初学者は以下のステップがおすすめです。

  1. チュートリアルを1個見る(最低限の操作を覚える)
  2. 簡単なモノを1個作る
  3. 身に付けたい表現で検索
  4. 3で調べた表現を使ってまたモデルを作る

あとは、3,4の繰り返しで身に付けたい表現をレベルアップさせていってください。

1週間に1個でOK。気軽にやりましょう

初心者だと早く上達したい気持ちが先行して、1日1個モデルを作ろうと無茶な目標と立てがちです。

ですが目標を達成できなかった時に「自分はダメだ」と感じてしまい、3日に1個とか達成していたとしても挫折してしまうでしょう。

3Dモデリングなんて、最初は趣味です。

気軽に1週間に1個モデリングできれば上出来です。筋トレ初心者でも、さすがに毎日はやりません。

1週間に4個作れば新しい知識が4個増えます。今まで何もやってなかったあなたは1週間たっても知識は増えていませんでした。

大きな違いです。

まずは始めようと思った自分に自信をもって、ぜひ素晴らしいモデラーになってください!

それでは!

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