こんにちは。
落書きすら描いたことがない素人が、パルミーを半年間受講してみました。
最初はイラストが早く上達したい、でも価格も安くない…。そんな気持ちで悩んでいましたが、最後はきれいなイラストが描けるようになりたいと思い受講に踏み切りました。
同じような気持ちで、受講を迷っている方も多いのではないでしょうか？
迷っているからこそ、この記事にたどり着いたのだと思います。
1か月約1万円という、決して安くはない金額です。上達しなかった時の、損害は大きいです。
まずは聞くより見ろで、私が受講直後に描いた絵と終了間際に描いた絵を見てみましょう。どちらも模写になります。
分かりやすいのでバストアップのイラストですが、一応上達はしているように見えます。
(開始直後は正面絵しか描いたことがないので、材料がこれだけ…)
バランスの取りかたや線の綺麗さなどは、目に見えて上達しているかなと思います。
ただし着色や全身の絵を描き切るまでの実力は、付きませんでした。
ど素人がパルミーを受講するうえで一番難しいと感じた点は、インプットする時間が過多になり手を動かす練習時間がなかなか確保できないことです。分からないことだらけ＋1枚描くのに相当な時間がかかるので一つ学んでも、１～2枚程度しか練習することができません。しかし受講期限があるので、インプットはなるべく多くしたい。
そんなジレンマが個人的には一番厳しいと感じました。
とはいえ半年間学んだことは全く無駄ではなく、思ったより描けるようにはならなかったものの受講自体はやってよかったなと思います。
恐らく受講せず独学していたら、イラストという学問を理解せず無駄な練習を続けていたでしょう。むしろ続けることすらできていなかったと思います。
今回はパルミーを受講するとどの程度イラストが上達するのか、良かった点、悪かった点をご紹介いたします。最後に受講した方が良い人も個人的にまとめてみました。
パルミーでイラストが上手くなるのか？
結論としてもちろん上達します。
そして最も勉強できるものは、イラストの理論です。
先ほどの通り実際に手を動かして描く絵が上手くなるかというと、練習時間がとれないのでいまいちですが、今後に役立つ知識は必ず手に入れることができます。
例えば同じ模写をするにしても、理解して模写をするのと見たものをまんま模写をするのでは上達速度に大きな差が生まれます。
もしあなたが初心者であれば、線1本引いたらなぜその線を引いたのか言葉にできますか？
それができるようになるのが、パルミーの講座です。
例えば下の絵は足を描いたもので、凹凸が色々な箇所にあります。
ただの模写であれば、なんとなくこんな形かなーで見たまま描きますが理論を
知っていると、明確になぜその凹凸なのか答えることができます
理論を理解していれば、模写で失敗して何か変だな？と感じたときに、理論とのずれを探せば修正することができます
パルミーの悪いところ
イラストの理論を勉強するには最適な講座がそろっているパルミーですが、悪いところもありました。
どんなサービスでも弱点はありますが、今後受講を考えている方には正直に伝えておきます。
今後の改善に期待です。
- 動画の質の差が大きい
- 動画の編集が雑
- 司会者がうるさい
- 練習する時間がとれない
まず動画の質ですが、講師によって教え方の良し悪しに差があります。
ただしゃべりながらメイキングしている講師もいれば、細かい理論から説明してくれる方と様々です。
メイキングだけの動画は、何かの生放送を焼き増ししただけっぽいので、見ていても時間の無駄でした。
さらにそういった動画に出会ってしまうと、時間の無駄になってしまっていました。
ダメだと思ったら即切りが必要です。
動画の編集はミスがかなり目立ちました。
テロップで重要なところが隠れていたり、カットのタイミングがおかしかったりなどです。
恐らく動画編集は外部委託をしていて、イラストを知らない人が編集しているのだと思います。
勉強に大きな影響はありませんが、集中が切れてしまうことがあるのでここは改善してほしいですね。
パルミーの講座は、司会者と講師の二人で進行するものがほとんどですが、司会者の進行や相槌が下手な人が目立ちました。
講師の言ったことをただ繰り返すだけだったり、どうでも良い質問をして進行を遅らせたりなどです。
講師の話をじっくり聞きたいのに横からチャチャを入れられるのは、耳障りなので個人的には講師だけで進行して欲しかったなと思うところです。
練習する時間がとれない問題は、講座が豊富という良い面の裏返しですが個々のやり方も考えてほしかったです。
時間が思ったより取れない人は、気に入った講座買取で期間気にせず見放題のほうが良いかなとおもいました。
以上悪かったところになりますが、あくまで個人的な見解なので気にならない人は全く問題ないです。
取り合えず受講を迷っている方であれば、無料期間1週間で判断してみてください。
パルミーを受講した方が良い人
以上パルミーで学べることと、悪かった点の紹介でした。
最後に6か月の経験を経て、受講した方が良い人を紹介しておきます。
ずばり！受講すべき人は、
絵が好きだけど感覚で描いている人です。
パルミーの一番の強みは、イラストの理論を体系的に学べるところです。
なぜその線なのか、なぜそこに線を入れるのか、なぜその練習をするのか、なぜその色を選ぶのかなど、
独学でイラストを学んでいる方の疑問がすべて明確になります。
熟練者が良くことばに、「上達の遅い人は絵を描いているときに頭が動いていない人」があります。
頭が痛くなるほど考えて描かなければ、飛躍的に上達することはありません。
考えて描くとは、線1本1本、色の一つ一つに理由をつけながら描くことです。
パルミーを受ければその知識を確実に身に付けることができます。
なので今まで模写などでただ似せて描いていた、なんとなく描いていた人ほど受講してもらいたいと思います。
1か月1万円と安くはないですが、上達速度を考えれば時間帯効果は非常に大きいです。
上達かかる時間を短縮して、その分働けば簡単にリカバリーできます。
まずは1週間無料期間で、体験してみてください！
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