こんにちは。
コロナウイルスの再拡大で、家にいなければならない時間が増えてきていますね。
おかげでゴロゴロとぼーっとするだけで時間が過ぎてしまっている方も多いと思います。
そんな時間が増えると心に焦りが見え始めて、何かやらなければ!と感じているのではないでしょうか。しかし人間である以上、新しいことをやるには脳の重い腰を上げないといけません。
なのでまずは、楽しい何かから始めることをおすすめしたいです。
個人的におすすめできるのは、VRChatです!
なにそれ?と思う方が大半だと思いますが、簡単に言うと自由度の高いコミュニケーションに特化した、オンラインゲームといった感じです。
自分のアバターになりきってお話をしたり、モデリングして部屋や服、ゲームを作ったりとわりとなんでもできます。
ただの遊びと思うかもしれませんが、極めるとお金を稼げるようなスキルが身に付きます。
娯楽用のアプリケーションですが、副業という観点で見ると以下の方におすすめです。
習得できるスキルの詳細については後述しますが、3Dモデリングをはじめ、デザイン、ライティング、プログラミング、マーケティング等を身に付けることができます。
私自身も未経験から、3Dモデリングを初めて見ましたがチュートリアル通りやってみた結果、1日でオリジナルアバターを作成しVRChat内で歩かせることができました。
しかもはじめはすべて無料で挑戦できるので、味見も可能です。
本記事を読んで、興味を持てた方はぜひ触りだけでも挑戦してみてください。
VRChat とは?
簡単に言うと、だれでも編集可能なコミュニケーションに特化したオンラインゲームです。
コロナ禍の影響で、2020年には同時接続数2万人を超えているほど規模の大きいアプリケーションとなっています。
できることは上記の通りです。遊んでみるとわかりますが、参加者はみんなオリジナルのアバターを着てコミュニケーションを楽しんでいます。
なんでもありのコスプレ会場といった感じでしょうか。
遊び場となるワールドも、有志の方が自作しているので種類が豊富です。特殊なエフェクトを搭載して簡単なゲームができるものもあります。
実際に徘徊してみると、アバターを見るだけで非常に楽しいです。かわいいものから、ウケねらいの奇妙なものまで多種多様です。
また全てのアバターに中身がいるので、行動に人間味があり感情をくすぐられます。
日本版が無いアプリケーションなので、参加者はほぼ英語で話しています。ただ、カタコトの日本語を話せる人は一定数いるため、英語と日本語を交えながら会話することも可能です。
私も初めて入ったとき、日本語で話しかけたら英語圏の方でしたがちょっとは通じました。
そのほか、大勢で集まって祭りみたいになっているワールドもあるようです。
大人数で騒げない昨今、VRChatがその役割を担っている側面もあるのでしょう。
VRChatでなぜスキルが付くのか
VRChatがどのような世界かなんとなく分かったと思います。
では本題ですが、VRChatで遊ぶとどのようなスキルが身につくのでしょうか?
まずは図にまとめてみました。
たくさんありますね…
クリエイト部分、プレイする部分、マーケティングの部分に分けて説明していきます。
クリエイト部分の話
VRChatで遊ぶだけでなく、クリエイトな部分にも挑戦するとまず3Dモデリングのスキルが必要不可欠となります。というか、これだけで他のスキルが無くても一応何かしら作れます。
例えば遊ぶときに、アバター自作したけどイラストが描けない場合、他の人にイラストを描いてもらってそれを自分で3DモデリングすればOKです。
他のスキルは別の人に補完してもらえば、3Dモデリングだけの知識でクリエイティブな遊びができてしまいます。
もっと自分でやりたいと思ったら、図のスキルを順次学んでいけば良いのです。
デザインも自作したければ、イラストに手を出したり、3Dモデリングにエフェクトなどを加えたければプログラミングを学ぶことになります。
3Dモデリングに関して深堀すると、こちら難しいと思われがちですが簡単なモデルであればスキルとしてはとっつきやすいです。
まず使用するソフトですが、Blenderと呼ばれる有志が無料で開発している素晴らしいものがあるのでこちらの操作を覚えれば、モデリングに関しては大体何でもできます。
スキル習得もyoutubeに動画はたくさんあるし、体系的に学びたければUdemyのオンライン学習がおすすめです。1本やればほぼ基礎が習得できる動画が、1000円前後で販売されています。(セール時)
1000円でスキルが一つ身につくとか、お得すぎですね。
VRChatを遊ぶ話
VRCchatは無料なので、一度遊んでみましょう。
VRChatのワールドに入ってみるとわかりますが、ほとんど外国人です。
あと変態が多いです。(笑)
VRChatにはコミュニケーションの場として、様々なワールド(VR上の部屋みたいなもの)が用意されています。その中の一部に日本人が集まるワールドも存在するので、日本語でも問題なく交流することは可能です。
ですがせっかくなので、外国人と話をしてみましょう。
早口でしかも人混みの中なので、多少言葉は聞き取りにくいですがそこは適当でOKです。
英会話で最も重要なのは、うまく理解できないもしくは表現できなくてもコミュニケーションをとろうとする度胸です。言葉が出てこないと、黙ってしまうのが日本人の特徴です。
それを打破する練習にVRChatは最適なのです。変態の適当さんが多いので、失敗なんて恐れる必要はありません。
これに慣れれば、普段の生活で英会話が必要になっても、黙ってしまうことはなくなるはずです。
英会話で一番大事な「度胸」を遊びながら習得できるなんて、VRChatだけ!
マーケティングの話
個人でクリエイトして副業をする場合、自分の製品を宣伝する必要があります。
つまり多くの人に作ったものを知ってもらう必要があります。
サラリーマンでモノづくりの仕事をしていた場合、すでに会社の知名度がありますので、宣伝について特に何も考えなくても、作ったものは日の目を見ることができました。
しかし個人でモノを作る場合は、多くの人の目に触れるような施策を何かしら行わなければなりません。
3Dモデルを例にしてみましょう。
3Dモデルの勉強をしてやっとの思いで商品を作り、ECサイトに出品したとしましょう。しかし、3Dモデルの商品は世にたくさんあるため、どんなに良いものでも出品しただけでは売れません。
そこで自分の商品を買ってくれそうな人(市場)に発信(宣伝)しするという、マーケティングをする必要があります。
最もお手軽な方法の一つがtwitterですね。
3Dモデルが必要な人、例えばバーチャル空間を作っている企業たったり、VRChatでモデルを買ってくれそうな人を見つけて、仲良くなって宣伝することができます。
これも規模は小さいですが、マーケティングの一つです。twitterを使ったマーケティングも様々な情報や書籍があるため、勉強することでそれも一つのスキルになるのです。
VRChatでどのように儲けるのか?
VRChat自体で儲けるというよりは、VRChatを通してスキルや経験などを積みそれをもとに副業に生かすといった感じです。
やり方は無数にあるので、簡単に一部例を挙げてみたいと思います。
3Dモデリング
最も単純な発想で、スキル習得もそこそこ時間がかかります。
主に3Dモデリングをして、VRChatなどに使用する方に売る方法です。自分が操作するアバターやその装飾品、ワールド製作者用の小物などです。
素人でも売れるのか?と思うかもしれませんが、簡単なものでもモデリングには慣れた人でも時間がかかるので、その時間をお金で買いたいという方はいます。
またただの模写物ではなく、奇抜なデザインや組み合わせでモデルを作り上げることができたら、それはそれで価値があります。
マーケティングのところでも記載したように、見てもらわなければ売れないので宣伝も同時にやらなければなりませんが、個人副業であればそのスキルもどのみち必要です。
有名な販売サイトだとBOOTHがあります。
100円くらいの3Dモデルを試しに見てみてください。未経験でも、単純な形状だからできそうと思えるものもあるはずです。
スキル習得は、良質なチュートリアル講座を見つけられれば、時間があれば1週間程度でオリジナル品の作成に取り掛かれます。苦労はしますけどね。
最初の講座選びで失敗したくないと思う方は、Udemyの人気講座がおすすめです。セールをやっていたらラッキーで1000円前後で受講できるので、チャンスを逃さないようにしましょう。
>>Udemy Blender講座完全無料の3Dモデリングソフト、Blenderの講座です。初心者向けで人気のものを選び受講しましょう。
ちなみに下記がチュートリアルで3日で作成したモデルになります。
ブログやyoutube
VRChatは遊んでみるとわかりますが、変態も多く奇妙なアバターを有した人たちが闊歩する世界です。絡むとつい笑ってしまうような、対応をしてくれる人々もたくさんいます。
私が初めてVRChatで出会った外国人のおっさんは、変態でした。(アバターが太ったおっさん)
少し日本語が話せるらしく、「私は、~です」を連呼しているのです。
私は、ジョンです。
私は、男です。
私は、かっこいいです。
その中で、気に入っている言葉があるらしく「私はロリコンです」でした。
外国人が一生懸命話している姿に私は大喜びで、反応していました。
それを見て気をよくしたのか、どこに歩いても「私はロリコンです。」と言いながらちょこちょこついてきます。
普段なら体験できない状況ですね。録画してたのですが、音声が入ってないのがくやしい。。
このように、カオスな世界が広がっているVRChatです。
面白い体験を面白い記事にできて、読者が増えれば広告費で稼ぐことができます。
youtubeも同様です。
エンターテイナー的な立ち回りに自信がある方は、それが稼ぎになるので検討しみてはどうでしょうか?
ソーシャルワーキング
ネット上で仕事を受注できるサービスです。
完全成果主義の、アルバイトみたいな感じです。
一般的なアルバイトと違うのは時給制ではないことと、なんでも仕事にできる点です。
代表的なソーシャルワーキングサイトである、ココナラを見てみましょう。
例えば、「恋愛相談」という項目があるのですが、恋愛の悩みについて相談するだけで5000円/hとかで出品されています。
昔では考えられない商売ですね。
ゲームの攻略法を教えますなんてのもあります。なんでもありですね
VRChatでは先ほども紹介したように、様々なスキルがつきます。
例えばVRChatで遊びまくって軽い英会話を習得して、VRChatにいる外国人と話せる程度の英会話を教えますとかで出品できちゃいます。
英語が苦手だったら、極論ワールドのツアー開催しますでも良いわけです。
前に紹介した稼ぐ方法に比べたら、単価も低いですが手っ取り早い方法です。
まずはVRChatを遊ぶところから
いろいろ紹介しましたが、まずは体験してみないと始まりません。
VRChatをダウンロードして遊んでみましょう。
知らない人とVR上でコミュニケーションをとるだけでも、感動するはずです。
そこから遊んでみて楽しい、作ってみたいと思ったところから挑戦してみてください。
ちょっとお値段かかりますが、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を使うと感動も段違いです。
2021年1月現在だと、独立型のOcurasQuest2がおすすめです。
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