こんにちは。
社会人になってから、何か趣味を始めたいと思いイラストに挑戦している方多いと思います。私もその一人です。落書きすらした経験がないのに、いきなりペンタブを使用して絵の練習をしています。
まず最初にペンタブを使ってみると、トレースでも線が汚すぎると感じた方いますよね?
私もそうでした。同じ絵をなぞっているだけなのに、なぜこんなに違うのか…
これだけで早速最初の挫折しました。早すぎですね。
実はペンタブにも描き方があり、線は”シュッ”と描かなければいけません。
有料講座とネットから情報を集めてやっとそのことを知りました。世の中にあるイラスト練習の情報は経験者が発信しているので、ここまでレベルの低い話だと情報を探すのにも一苦労です。
経験者にとっては当たり前のことですからね。特に明記してない場合が多いです。
今回は、”シュッ”と描くとはどういうことなのか、説明していきます。
完全初心者目線なので、これからイラストをはじめる方は参考にしてみてください。
トレースしても線がガタガタ
何も絵を描いたことのない初心者がペンタブを買って、最初にやることといえばトレースですよね。
いきなり模写とかできないですし。
ペイントソフトに画像を取り込んで、最初にトレースしてみた絵がこちらです。
もちろん形通りですが、一つ一つの線を見るとガタガタです。小学生の絵みたいですね。
当然ペンタブの使い方を知らない人が、線を描いたらこうなります。
原因は簡単です。
きれいになぞろうと思って、手の震えが伝わていることと、線を何度も書いているためです。
紙に書くとうまくいくかもしれませんが、デジタルだとそうはいかないようです。
同じような書き方で何度も練習しても、これでは全く上達しないでしょう。
私は何度トレースしてもこの状態だったので、まず最初にここで挫折しました。
ペイントソフトとペンタブ代1.5万円分くらいが、無駄になったということです。(笑)
どうやら、”シュッ”と描くのが正解
一度は挫折したものの、youtubeなどでイラストに関する配信者の動画は時々見ていました。
ある日もう一度挑戦してみようかなと思い立ち、トレースがうまくいかなかったことを思い出します。
そしてどうせ再開するならと、線が汚い原因を調べました。
するとどうやら、ペンタブで線を描くときはシュッと描くのが正解らしいとの情報が。
下記のgif動画を見てください。
慎重になぞってトレースをしようとすると、線画ブレブレできれいに描くことができていません。
しかし素早くなぞると、下絵に対し正確に引くことは難しいですが、きれいな線が描けています。
これじゃあ、きれいになぞれないじゃないか!(怒)
と思うかもしれませんが、そもそもきれいになぞる意味ありますか?
最終目標は自分の作品を作ることです。何かをなぞっただけで、自分の作品と言ったらそれは盗作です。トレースではなんとなくなぞって、少しずれてでもきれいな線を描く練習としましょう。
トレースはきれいになぞる練習ではなく、きれいな線を描く練習なのです。
本記事のテーマは、線のガタガタを無くそうです。その答えは”シュッ”と描くことなので、今後ペンタブで絵を描くときはそうしてください。
少しトレースの話
トレースの話が出てきたので、一部いつ必要になる作業なのか説明します。
トレースといっても色々種類があるのですが、今回はなぞるトレースについてです。
初心者だとイラストがどのような手順で出来ているのかわかりません。私も知りませんでした。
絵が上手い人は、一発で素晴らしい絵を描いていると思いがちですがそうではありません。
1枚のイラストを完成させるために、何枚ものラフや下書きを描いているのです。
その下書きへ最終的に、”シュッ”ときれいな線を描いて、清書しています。
このときの清書が、なぞるトレースとなります。
下書きではちょっと荒れた線ですが、その上からきれいな線を描いて最終的に表に見えるイラストとなるのです。イメージは下記gifを参考にしてください。
また清書するときは、下書きに対し忠実になぞる必要はなく、”シュッ”と線を引いては消してを繰り返して、満足のいく線を探します。もちろんその際、下書き通りでなくても問題ありません。
納得のいく線が引ければそれでいいのです。
良い悪いは全体を見ての完成になりますが。
そこは初心者でも、なんか変とかいい感じと思えればそれで問題ないのです。
イラストを作成するうえで、なぞるトレースはこういった場面で使うことを知っておくと、なぜその練習が必要か理解できるので今後のためになると思います。
線を描く基礎練って?
線をきれいに描く理屈がわかっても、いきなりきれいに描くことはできません。
私も未だに汚い線を描き続けています。(少しは上達しているはずですが…)
そこで必要になるのが、基礎練です。バットの振り方がわかったらフォームを固めるために素振りを繰り返しますよね。それと同じです。
ただイラスト練習においてこれほどつまらないものはないと思います。
よく初心者は直線や円を描けと言われますが、そんなのやってたら継続できません。
なので個人的には、線や図形を描くときの理論だけ覚えておいて、普段の絵の練習のときにそれを発揮していけば徐々に身につくと考えています。
結局最後のイラストの仕上げは下書きのトレースになるので、自然ときれいな線を描く技術が身につくはずです
経験者が、とにかく素人でも最後まで完成させろ、と言っている理由の一つでもあると思います。
基礎練は最初の5分の準備運動程度にして、あとはどんどん下手くそな作品を量産していきましょう。
理解したけど、線を描く理論って何よ?
こちらについては、先人たちの動画を調べればたくさん出てくるので、絵のうまい人の生の声を参考にするのが良いでしょう。
私は有料講座を受講しているので、線の書き方についてはそちらで学びました。
youtubeで探すでもよいと思いますが、初心者だと何が正しいのか判断がつかないので有料講座で学んでしまった方が、後戻りが少ないでしょう。
私が使用しているパルミーの講座であれば初回1週間無料なので、これだけ見るのもありです。
初心者は知識を得ながら描こう
線の引き方一つとっても、知っていると知らないとでは大きな違いでした。
“シュッ”っとかくが大事です。
どのスキルを習得するのも同じですが知識を得ながら、練習してきましょう。
知識を得るのはyoutubeでも良質な動画がたくさんあるので十分ですが、最初は有料講座や本などでお金を出した方が個人的には良いかなと思います。
お金を使ったことによる挫折防止と、間違った知識を最初に吸収しないためです。
スキル習得に向けての導入を間違わなければ、半年後には描きたかったキャラや背景などが自由に描ける未来が待っているでしょう。
最後に私が使用している、有料講座、ペイントソフト、ペンタブをご紹介しておきます。
始めるときの参考にしてみてください。
◆イラスト講座:パルミー
有料のイラスト講座では業界最安値です。期間限定でペンタブのプレゼントなどもやっているので、ぜひ利用しましょう。
◆ペイントソフト:CLIP STUDIO
シェアの高いメジャーなペイントソフトです。困りごとを検索すれば、大体出てくるので初心者におすすめです。パルミーに登録すると2年間無料で使用できるライセンスがもらえるので、その場合はそちらを利用しましょう。
CLIP STUDIO PAINT PRO◆ペンタブ:wacom
板のペンタブ最大手です。こちらもパルミーの有料講座受講キャンペーンでもらえる期間があるので、そちらを利用する場合は、別での購入は不要です。
https://amzn.to/2KWAopj
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